今回は、まったく初めてで自分で音楽を作りたいなと考えている人に向けてDTMの始め方を僕なりの経験で伝えたいと思い記事にしました
僕自身の経験ですので、ほかの機種やほかのデバイスの比較とかはしません
あくまでも僕が導入した機種やデバイスでの説明になります
DTMとは何か?
DTMとはパソコンを使って音楽制作を行うことです
何故?DTMというのか?
Desk Top Musicの頭文字を取り略してDTMになりました
このDesk Top Musicという言葉ですが、1988年日本のRoland社が『ミュージくん』という製品を発表し、そのパッケージにDesk Top Musicとサブタイトルを付けて販売したことが由来です
そしてDTMという言葉は日本が作った造語でありますので海外特に英語圏では通じません
英語圏ではComputer Musicと呼ばれています
ちなみに現在ではデバイスが多様になりデスクトップパソコンの他にノートパソコン、タブレット、スマートフォンでも音楽が作れますのですべてのデバイスで音楽を作る行為がDTMと呼ばれてます
DTMでできること
1.一人で完結できる
DTMがこの世にあらわれる前は、当然一人で楽曲を完結して発表するということは、多重録音でやろうと思えばできたことかもしれませんが、かなりの時間と労力が発生しました
当時ほとんどのレコーディングはたくさんの人たちが関わってレコーディングをして、たくさんのお金もかかっていました
だが現在では、パソコンやその他のデバイスがあれば一人で安価に楽曲制作の環境を整えることができるんです
2.楽器が演奏できなくても録音ができる
音楽には様々な楽器が使用されます
例えば、ドラム、ベース、ギター、シンセサイザー、サクソフォーンなど様々な楽器がパソコン上で演奏し録音できますというか、同時録音できるのです
そこで各楽器ごとに音階情報を音楽作成ソフトに書きこんでいきます
この書き込むという行為を『打ち込み』と言われています
当然僕もすべての楽器が演奏できるはずもなくほぼ全て打ち込みで楽曲制作をしていますので、楽器が演奏できなくても音楽は作れます
3.様々なプラットフォームで世界に発信
先ほどの項目で一人で完結できるといいましたが、DAWソフトの上位スペックではマスタリングの最終段階まで完結できるのです
条件的には『売れる』楽曲が作れるんです
という事は、作った楽曲が様々なプラットフォームで発表、販売ができるようになります
Spotify、AmazonMusic 、AppleMusic 、などの音楽配信、YouTube、ニコニコ動画などの動画配信、Audiostockなどで楽曲、効果音の販売、SoundCloudなどの音楽SNSに楽曲を発表など様々な音楽活動ができ、マネタイズができるので稼ぐこともできます
今現在音楽は物理的に制作することがなくなりパソコンのファイルに保存しておけばいつでもどこでも発表できまして世界に自分の音楽が届けることができるのです
気軽に始めれるDAWソフト
作曲作成ソフトを導入しないと楽曲を作ることができません
この作曲作成ソフトはDAW(DigitalAudioWorkstation)と呼ばれています
僕が初めてDTMを始めたときはiPadを持っていたのでGaregeBandを使って五曲作って自分自身が楽しくなったので、Studio One に移行してパソコンで作業ができる環境にしました
Studio One は有料のプロフェッショナルにしましたが、お金がなく始めれないという人にはStudio One プライムという無料のDAWがあります
ですので、Aplle製品の無料でできるDAWがGaregeBandでWindowsでもAplleでもできるDAWがStudio One プライムですね
ほかにも無料のDAWはありますので、ここでは僕が使ったことがないので紹介しませんが調べてお好きなDAWで音楽を作ってください
DTMで使われる主な機材
最低限のDTM環境はパソコンやデバイスとDAWがあれば最低限の音が出ますのでとりあえず作曲はできます
ですがその先の作業にミキシングとマスタリングという作業があるのでそこまで完結したいと思うなら機材を用意したり、無料のDAWでは作業ができないので最上位グレードを用意しないといけません
1.パソコン
デスクトップパソコン、ノートパソコンどちらでも構いません
ちなみに僕のスペックはデスクトップパソコンでCPUがCore i5、メモリーが16GBストレージが内蔵SSDが240GB外部ストレージが2TBと500GBの二つを使っています
実際これで音楽制作、動画制作、ブログ制作すべてこのパソコンで作業をしています
2.DAW
DAWはWindowsなので当然ながらAplle製品は選択できないので、Studio One を導入しました
音がいいという評判と好きなアーティストが使ってたことと、他のDAWの最上位グレードでは一番安価だったことが選んだ要因ですね
他にも良いDAWソフトが販売していますので自分の作る楽曲制作がしやすいソフトにしたほうがいいでしょう
3.オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは音の入力、出力する機材です
まずは入力ですが、自身の声やギターやベースなどを入力できます
なので、マイクとオーディオインターフェースがあればギターの弾き語りがDAWに記録することができます
そして出力ですが、オーディオインターフェースを介するとスピーカーにステレオ出力でき、当然ながらヘッドフォンにも出力でき編集作業や最終工程のマスタリングにはオーディオインターフェースは必須です
4.MIDIコントローラ
僕が使っているのは一万円もしない鍵盤タイプのMIDIコントローラです
僕は鍵盤が弾けないので主に音の確認とフレーズの作成、コードの確認など演奏ではない作業を行っています
MIDIコントローラには鍵盤タイプやリズムパッドタイプ、最近ではギタータイプのMIDIコントローラが発売しています
これもお好きなMIDIコントローラで制作してください
5.スピーカーやヘッドフォンなどのモニター環境
パソコンやデバイスから出る音には必ずとも最良の音質ではありません
本来聞こえている音が聞こえてないという現象があります
そのためオーディオインターフェースを繋げたならば最低でもどちらかは用意したほうが良いでしょう
僕の生活環境では大きな音は近隣住民の方たちにご迷惑をかけるのでヘッドフォンを利用していますが、僕は実は突発性難聴で右耳が全く聞こえませんのでモノラルで作業をしています
ですので、ステレオ編集は感で作業していますwww
まとめ
もっとたくさんの人にDTMを初めてもらい音楽活動してほしいという気持ちでこの記事を書きました
特に若い人や、10代の学生さんたちがDTMで音楽が作れる環境があればいいのになって思っているし、むしろ音楽の授業でDTMができることを願っています
今現在ではレコードやCDのように物理的に音楽を残すという事がなくなりp炉のミュージシャンも作品の発表を配信に切り替えているアーティストがいます
ですのでレーベルと契約するというメジャーデビューの形式がなくなりレーベル契約が無くなりつつあります
ですが、音楽配信サービスの出現でアマチュアの人も一定の音質が担保されれば誰でも配信ができる時代になり、プロのアーティストと同じステージに建てる時代になり、当然ネットの世界なので国境がなくなり世界同時リリースがアマチュアの人でもできる時代になりました
僕自身も45曲発表しています
プロとの垣根も取り払われ音楽には国境が無く自由に作品が作れてDTMには夢がありますよ